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旅行: イスラエルの道路状況

世界中どこも同じなのだろうが、都市の道路はどこでも渋滞している。 Tel Avivも例外ではなく、通勤時間帯のラッシュは激しかった。 空いていれば車で20分程度の道も、混雑していれば2時間くらいかかることもあるらしい。 とは言え、電車はあまり発達していないし、バスも専用レーンがあるわけではなさそうで、結局車を使わざるを得ないと言う状況のようだ。

道そのものは悪くはないが、現在工事が進行中のところが多く、高速道路の途中でもところどころ舗装が古いままになっているところがあった。 信号は直進・右折用の信号と、左折用に分かれているところが多かった。 オランダでは各車線ごとに信号があり、右折・左折とも歩道や対向車線は赤信号の状態なのでより安全になっているが、イスラエルの場合、右折のときは横断歩道に気をつけろと言う点滅があるだけで、日本に近いシステムになっている。 ヨーロッパにいて思うことは、日本の「タイミングを見て右折(ヨーロッパで言う左折)」と言うのは、運転者にとって難しいだけではなく、他の運転者や歩行者にとっても危険なシステムなのではないかと言うことだ。 特に日本は設置する信号の数をなるべく少なくするような傾向があり、ヨーロッパ型のシステムになるのには時間がかかると思う。

ヒッチハイクが多いと言うのは前に書いたとおりである。 他に道を走っていて思うことは、警察官が多いと言うことだ。 田舎道なのかな、と思っているようなところでも、パトカーが止まっていて速度チェックをしている。 もちろん自動取り締まり機もあるのだが、パトカーの方を良く見た。

旅行: ヒッチハイクが多いイスラエル

イスラエルではヒッチハイカーを良く見る。 バス停の辺りには必ずと言っていいほど若者が立っていて、手を挙げている。 たまに親切な人が乗せてくれるらしい。 確かにTel Avivではバスを良く見るが、郊外を移動中はあまり見ないように思う。 バスの路線があってもなかなか来ないといった不便な状況なら、ヒッチハイクが多くなるのも当然かもしれない。

面白かったのは、高速道路に入るところで「No Hitchhiking」と言う看板があったことだ。 日本なら絶対に有り得ない標識で、やはりヒッチハイクが多いお国柄なのだなあと感じた。

食事: イスラエルでの日本食

イスラエル人が日本食レストランに連れて行ってくれた。 ありがたい気遣いだが、せっかくならご当地物が食べたいものである。 ただ、このお店ではなかなか面白い体験が出来た。 人生初の、海外での北朝鮮の民間人との遭遇である。

このお店はFujiyamaといって、シェフ(板前?)は日本でトレーニングをしたという若い中国人男性だった。 給仕をやっている男性の方はどうもイスラエル人(かどうかはわからないが、とにかく西洋人)で、女性の方が北朝鮮人とのことだった。 日本にも在日朝鮮人の人たちがいるが、海外では板門店で軍人を遠くから眺めたくらいで、民間人は会ったことがなかった。 板前が中国人だというので、彼女も中国人かと思っていたが、実は北朝鮮人だったというわけだ。 まあ、ただそれだけの話なのだが、なかなか得難い体験だった。

イスラエルでは寿司がよく知られるようになって来ていて、Tel Avivにも寿司バーがどんどん増えてきているらしい。 このFujiyamaでも握り寿司と巻き寿司を提供していた。 Fujiyamaは日本食レストランと言うことになっていて、刺身やうどん(スープと言う扱いになっている)、揚げ物などが売っていた。 私は「握り寿司盛り合わせ」なるセットを頼んだが、鮭以外は正体の良くわからない魚だった。 寿司飯が変にもっちりしていて味も薄かったが、この方が地元の人たちは食べやすいのかもしれない。

まあ、そんなこんなで農林水産省には頑張って啓蒙活動をしていただかなければ、と改めて思ったわけだが、きちんと「Toda raba」「謝謝」「カムサハムニダ」と言って帰ってきた。 やはり外国人から自国語で挨拶されると嬉しいもので、彼らも喜んでいたようだった。

旅行: イスラエルの鉄道

イスラエルにはまだ数本の鉄道しか走っていないが、一応南北に縦断していて、路線数のわりに距離はあると思う。 まだ新しく、建設中のところもあるようだが、そのぶん車内はきれいだった。 車体は大きな機関車で客車を押していく形で、ディーゼルなので、駅で待っていると非常にうるさい。 車内までは聞こえてこないので問題ない。

駅に入るときにはまずはセキュリティーチェックを受ける。 何かしらのIDカード(旅行者ならパスポート)を見せることが求められているようなので、用意しておくと良い。 ちなみに、近くにはマシンガンを持った警察官と警察犬がいるので、変に騒がない方が賢明であることは間違いない。

駅の中に入ったら、次に切符を購入する。 自動販売機もあるが、わからないので窓口で購入した。 片道(1 way)か往復(2 way)か聞かれる。 オランダやイギリスのように、往復が割安なのかどうかはわからない。

改札前で行き先と時間やプラットホームを確認し、改札を通る。 オランダやデンマークのようにオープンな駅ではなく、どうも、必ず改札があるようだ。 改札は日本よりもロンドンに近く、切符を入れて、出てきたものを取ると扉のロックがはずれる仕組み。 切符の取り忘れがないので良い仕組みだと思う。 帰りは隣の駅で降りたからかもしれないが、最後も切符が出てきたので、良い記念になった。

ただし、切符にはヘブライ語しか書かれていない。 プラットホームの電光掲示板にはヘブライ語と英語で行き先が書いてあったが、「行き先」と書かれている部分がヘブライ語なので、どこがヘブライ語の行き先なのかわからないのも問題である。 時刻表もあるので、発車時刻と行き先を見ておくのが良いが、列車が遅れることや時刻が変更になることもあるようなので注意が必要だ。 幸い、英語を話す人が多いし、「OK」は通じると思うので、その辺にいる人に聞くのが結局一番確実だ。

列車には一等席や二等席はないので、適当に好きなところに座った。 二階建ての列車が多いので、展望を見るにも二階席がいいと思う。 検札は往復4時間近く乗って、Tel Avivに近づいたときの一回だけだった。 まあ、切符がなければ改札を通れないので、あまり問題ないだろう。

旅行: ベングリオン空港からのタクシー

Tel Aviv(テルアビブ)ベングリオン空港から市内へは鉄道もあるそうだが、駅からホテルが離れていそうなのでタクシーを使うことにした。 空港を出るとすぐに「Taxi?」などと声をかけてくる運転手がいるが、こう言うのはまず怪しいので無視した。 タクシーマークを追いながらターミナルを出て左の方へ行くと、空港のタクシー管理職員が誘導しているので、これを使った。 始めは団体客のガイドなのかと思ったが、空港の職員だったようだ。 こうして公的に管理を行っているのは利用者にとって安心できて良いと思う。

その職員からはタクシーを使う際の注意点などが書かれた紙を渡されるが、メーターがあるのを確認とかレシートをきちんともらうように、などと書いてあった。 車内でも運転手がメーターがあることなどをきちんと言ってくれたので良かった。 ホテルの場所を告げると、特に遠回りをするようでもなく、30分ほどで着くことができた。 空港利用料や夜間割り増しもあったようで、全部で127シュケルだった。

メーターは結構重要で、これがないと高い料金を吹っかけてくるタクシーもいるようだ。 おそらく、私に最初声をかけてきたドライバーはこの類のタクシーだろう。 紙の料金表を用意しているタクシーにも乗ったが、これはホテルから乗ったので問題ないと思う。 乗っていた時間からして、ちょうどくらいだったからだ。 この時は降りるときに料金表を取り出してきたのでメーターがないことに気づいた。 問題はなかったが、やはり電気式のメーターがあれば安心だ。

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